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”さみしさ”は過食で・・・・

”さみしさ”は過食で・・・・

”さみしさ”は過食で・・・・

2015年6月12日

摂食障害で苦しんでいる人の多くが

どうしようもできない深い孤独感を抱えています。

”さみしい”

といった、なんともできない気持ち。。。。。



例えば、

恋人がいない・・・・あるいは恋人に振られてしまった・・・・・・といったケースで、

それは、表面的には、人と比較したり恋人に振られた結果だと思っている場合が

多いのですが、実はそれほど単純なものではありません。

摂食障害を抱える人の多くが、

”依存的な恋愛”

に陥りやすいということがあります。

そして、恋人がいなくなると、どうしようもない深い孤独感を感じてしまいます。

何故、依存的になってしまうかというと、

それ以前に深い孤独感を抱えてしまっているからです。

”幼少の頃からの深い孤独感”

です。

そのような深い孤独感を抱えているが故に依存的な恋愛をしてしまいます。

つまり、満たされないものを満たしたいという強い欲求依存の恋愛になってしまうからです。

では、

何故? そのような深い孤独感を抱えてしまっているのでしょうか?

それには、大きくは2つあるかと思います。

ひとつは、生育環境で抱えてきた孤独感やさみしさ。
 
 ”お母さんが、いて欲しい時にいてくれなかった”

 ”お母さんに充分に甘えることができなかった”

 ”子どもの頃はいつも一人でさみしかった”

といった、幼少の頃に抱えてしまった孤独感が大人になってからも強く影響していきます。

そして、もうひとつ重要なのが、

”結局誰も私のことをわかってくれない”

といった、孤独感を抱えているということです。

それは、コミュニケーション不全から生まれてしまうことが多くあります。

そして、コミュニケーション不全は、対人関係で抱える怖れから生まれてきてしまうものです。

それは、”嫌われてしまうのではないか” ”見捨てられてしまうのではないか”といった

ような怖れです。

怖れによって、コミュニケーションがちゃんと取れていなければ、誰も理解してくれるはずはありません。

つまり、本当の自分を押し殺して、仮面をかぶったコミュニケーションしかしていなければ、

誰もわかってくれるはずがないのです。 深く繋がることはできないのです。

当然、孤独感を抱えていってしまうことになります。

でも、

”わかって欲しい”

”さみしさをどうにかしたい”

という欲求を抱えながら、その欲求をどうにか満たそうと、

実りの薄い恋愛を繰り返してしまいます。

依存的な恋愛です。

依存的な恋愛は、まだパートナーが期待に応えてくれているうちはいいのですが、

ちゃんと期待に応えてくれなくなると大変です。

不安やイライラやモヤモヤが出てきたり、

”さみしさ”に悩まされていったりしてしまいます。

そのような、持って行き場のない感情が過食へと結びついていってしまうのです。

この、

”さみしさ”を過食で紛らす”

というのが大変多いパターンです。

それでは、このような、さみしさや孤独感はどのようにしていけばいいので

しょうか???

それには、先に上げた、2つの原因を解決していくことが大切になってきます。

   ”幼少の頃に抱えてしまった孤独感”

   ”コミュニケーション不全による孤独感”

この2つを解決していけばいいわけです。

そこはまた・・・・

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