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食べている時が至福のひととき!!

食べている時が至福のひととき!!

食べている時が至福のひととき!!

2015年3月20日

食べている時がとても幸せ!!

食べられれば、他には何もいらない!!

そして、

思う存分食べられて、スタイルをキープできれば、最高!!

過食嘔吐には、そのような感覚があります。



それだけのメリットがあるのだから、なかなか手放せないといった一面もあるわけです。

もちろん、満腹中枢が狂ってしまう、低体重の身体飢餓が悪影響を与えてしまっていたり、

低血糖症になってしまったりで、自分ではどうにもコントロールできないということも多分にはあります。

でも、過食嘔吐の重要な一面として、

”食べる楽しみ、幸福感、至福のひととき”

煩わしさを感じることのなく、自分一人で楽しめて、リセットできる、

体重コントロールも簡単・・・・・・・・といったように、

素晴らしい方法であるということが、強く影響しているということは歪めないところです。

また、最初にその感覚があって過食嘔吐が始まり、結果として身体機能に異常をきたして

しまうというのがほとんどの順番ですので、根本的に治していくためには、ここが最重要

ポイントになるというのは明らかなことなのです。

つまり、

ここには、過食嘔吐を治していく上での重要な鍵が隠されているということなのです。

食べることが、

”唯一の楽しみ”

と言うことは、ほとんどの場合、生まれながらに、そうだったということはまずありません。

必ず、何らかのプロセスを辿って、食べることが唯一の楽しみになっていくわけです。

以前、仮面ができ上がっていって、

”痩せていなければ価値がない!”

という信念=コアビリーフができあがっていくプロセスを辿っていくことが、

過食嘔吐の克服に繋がっていくのだと言っていたことと同じことです。

過食嘔吐の場合、ほとんどの人が、

”食べることが唯一の幸せ”

”痩せていなければ価値がない!”

という、ある意味、合い反する、食べることと痩せることという、

まるで反対の対極にある2つ価値観や信念を持ち合わせています。

この2極性を簡単に両立させてしまっているところに、

過食嘔吐が治り難い理由の一端が見えてきます。

でも、過食嘔吐を治していくためには、前からずっと触れているように、

この表面的な現象に目を奪われていていけません。

つまり、

”食べることが唯一の幸せ”

”痩せていなければ価値がない!”

これは、結果としての表面的な現象に過ぎませんので、これを直接どうにかコントロールしようと

してもどうにもならないわけです。

だから、再三お伝えしているように、この表面的な現象から、

これらを生みだしてきた、根本的な問題に遡っていって解決していかなければ、

過食嘔吐を治していくということにはならないのです。

さて、それでは、そのプロセスはどのように辿っていけばいいのか????

そして、その根本にはどのような問題があるのか????

そして、どうやって根本の問題を解決していけばいいのか???

そこについて、またブログでも少しずつ紹介していきたいと思います。

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