HOME心理カウンセラー 福山 裕康のコラム 一覧

低体重の悪循環は怖い

低体重の悪循環は怖い

低体重の悪循環は怖い

2015年2月6日

摂食障害で低体重になると様々なマイナスが出てきてしまいます。
それは、低体重の危険というだけではなく、低体重そのものが悪循環
の源にもなってしまうので注意したいところです。



低体重の定義というのは、次のようなBMIの基準が広く使われています。
BMIは、体重(㎏)を身長(m)の2乗で除した値です。
健康体は、20.0~24.9の値とされています。
20.0未満は低体重で、
19.0未満がかなり低体重、
17.6未満が著しい低体重と言われています。

低体重の影響ですが、
大きくは、
思考への影響、感情への影響、社交への影響、身体への影響
に分けられます。
特に身体への影響は深刻なものがあります。

摂食障害の方は、まずこの危険性を頭で充分
理解しておく必要があります。

ただ、頭で理解して行動を変えられないというのが
摂食障害という病気なのですが、
ファーストステップとしては大切なことです。

さて、

低体重でどのようなことが起きてくるのかというと、
まず、体重が40㎏を切ると月経がなくなったり、
ホルモンバランスが崩れて体調がおかしくなったり、
髭が生えてたりということも起きてきます。

心理的な悪影響もダメージが大きいものです。
脳が必要とするエネルギーが不足すると思考力が低下して
柔軟な判断ができなくなってしまいます。

また、集中力がなくなったり、
ちょっとしたことでイライラしたりと
気持がどんどんマイナスへと傾いていってしまいます。

そうなると自己嫌悪や自己否定
さらには、周りの人に対する否定的な捉え方をしたりと
どんどん悪循環へと陥っていってしまいます。

こうなるとますます悪い方悪い方へといってしまいます。

早めに気づいてこの悪循環から
抜け出すことがとても大切です。

ですので、まずは早めに気づき、そして早めに誰かに相談してみてください。
相談できる人がいなければ、とりあえずカウンセリングに来てみるでも
いいかと思います。

身体面では、筋肉が弱くなったり、心臓が弱くなったり、毛髪が抜けてしまったり、
骨が弱くなってしまったり、体温が低下し極度の冷え症になったり、
不眠症に陥ってしまったりということが起きて来てしまいます。

自分が少しおかしいかな・・・と思ったら即行動してみることです。
未来の危険性を塞ぐには、早めの行動力がとても大切です。

対人関係療法などにつてはこちらのハンドブックも参考にしてください↓↓↓↓↓↓
摂食障害克服のためのハンドブックが無料ダウンロードできます。
⇒ https://www.sinbi-s.info/freehandbook/
無料メールレッスンの登録はこちらから ⇒  https://www.sinbi-s.info/mail_lesson/

メンタルオフィスSINBI 摂食障害の対人関係療法カウンセリング 東京

催眠療法のホリスティック・セラピーハウス