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アダルトチルドレンと摂食障害

アダルトチルドレンと摂食障害

アダルトチルドレンと摂食障害

2014年6月25日

自分が我儘言っちゃいけない、

泣いちゃいけない、

甘えちゃいけない、



そんな子どものけなげな気持ちから、子供らしくすることなく、

早熟な子どもとして育っていく・・・・

そのような人をアダルトチルドレンと呼んでいます。

アメリカでは、アルコール依存症や麻薬中毒などの親を抱える子ども

に多いのですが、日本では少し事情が違います。

日本では、比較的裕福な普通の家庭でも起きている現象です。

両親が仕事で忙しかったり、

他の兄弟の世話で負担がおおきかったりしたりするケースで、

両親に負担がかからないように意地らしい努力をするのです。

また、親の言うことを良く聞く良い子というケースも多くあります。

ただ、子どもの頃はそれでなんとか我慢してやっていけるのですが、

その歪みが丁度、思春期ぐらいに出てしまうことが

よくあります。

その、歪みの表れのひとつが摂食障害でもあります。

そして、よくある感覚が、

自分は普通のはず・・・・

といったもの。

でも、他人の心の奥底は見えません。。。

髪型や服装などの外見は簡単に比較ができて、

他の人と比較してどうなのか?

ということは簡単にわかるもの。

でも、言葉に出さずに

心の奥底で感じている思いや感情は

外から見ただけではわかりません。

だから、自分が他の人と比較して心の状態がどうなのか?

ということはなかなかわかりません。

子どもの頃から普通に感じている心の状態が

長く続けば、それが普通だと思ってしまいます。

長く続く状態が普通なのですから。。。

いつも我慢していませんか???

いつも自分より他の人を優先していませんか?

いつも人目が気になったり、気を使い過ぎて疲れきっていませんか?

そして、それが普通。当たり前と思っていませんか?

まずそこから確認してみてください。

まず自分の心の状態に早く気づくことが大切です。

ちょっと他の人と違うのではないか?

無理があるのではないか?

辛すぎるのではないか?

そして、摂食障害であったり、自傷行為であったり

何らかの代償行為に走らざるを得ない状況にあるのであれば

なおさらです。

そのような人の多くがアダルトチルドレンでもあります。

そこに気づけたら、次に向き合ってもらいたいのは、

自分には何があったのか?

ということ・・・・

過去の棚卸をしてみることです。

もしかしたら、思い出すのがとても辛いかもしれません。

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