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対人関係療法と摂食障害と母親と

対人関係療法と摂食障害と母親と

対人関係療法と摂食障害と母親と

2013年6月18日

対人関係療法は、現在の対人関係に焦点を絞って検討していき、

コミュニケーションの改善を図っていきます。

摂食障害のほとんどは、このコミュニケーションがうまくいっていない

ために起こる対人間の行き違い・すれ違い、うまくいかない、



分かってもらえない、愛されていない、孤立している、寂しい、などなど

によって抱えてしまう持って行き場のない感情がエネルギーとなって

起きている病気です。

だから、現在の影響の強い対人関係に焦点を絞って、特に心の動揺に

影響を与えているのものですが、そこのコミュニケーション方法を

改善していくことによって、持って行き場のない感情を減らして、

摂食障害を改善していきます。

ただ、現在のコミュニケーションを改善すればいいといった、

単純なコミュニケーショントレーニングではありません。

摂食障害はそれほど単純なものではありません。

そこに様々な出来事、様々な気持ちの動きがあり、

更にその背後には、

様々な過去の出来事や気持ちがあるわけです。

現在の対人関係を扱うからといって過去を無視はしません。

むしろ、過去に大きな影響力がある場合には、

過去を十分検討して扱っていきます。

過去のトラウマや満たされない気持というのは

とても大切なものなのです。

特に母親との関係性というのは影響力の大きいものです。

ただ、母親の育て方が悪かったといわけではありません。

そこは、あくまでも関係性です。

娘と母親の関係・・・・

確かに母親の理解というは重用なポイントにはなりますが、

摂食障害の本人の理解と姿勢もとても重要です。

その多くが、自分の気持ちがうまく表現できず、

本来の自分が生きられない!

結局は母親のコントロール下にいつもいる・・・・・・

といったもの。

そこに焦点をあてて、改善を図っていくのが

対人関係療法です。

対人関係療法は、世界のスタンダードな治療法であり、

科学的にその効果が検証されているものです。

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