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自己否定と痩せへのこだわり・・・

自己否定と痩せへのこだわり・・・

自己否定と痩せへのこだわり・・・

2017年1月13日

先日、”痩せへのこだわりが抜けない” のは、

”痩せの成功体験”

”自己否定”

にあると言うことでした。


この自己否定の影響力というものはとても大きなものです。

”自分はダメ”

”自分には価値がない”

”自分は役立たず”

”自分は存在してはいけない”

などと、自己否定していくと、その否定から、

”私は人並みに食べてはいけない”

”私は楽しんではいけない”

”私は満たされてはいけない”

といった気持ちが生まれてきてしまいます。

そしてさらに、

”痩せていなければ価値がない”

”痩せていることでしか人には勝てない”

”病気でいれば同じ土俵に立たなくても大丈夫”

といったように、痩せや病気への執着というものが生まれてきてしまいます。

では、どうやってそこから抜け出していけばいいのか???

ということですが、そこで、大切になってくる要素として、

”不安”と”安心”

というものがあります。

成功体験が深く刻まれるのも、自己否定の傾向が強くなってしまうのも、

そこには、大きな不安と安心の欠如というものが強く影響しています。

不安で安心がないから、自分に自信が持てずに自己否定していって

しまうことになります。

不安で自信がないなかで、成功体験をすると、

とても達成感を感じられて、深く刻まれていくわけです。

だから、自己否定を和らげていくには、不安を無くして安心をつくっていくということが

ひとつの重要な要素になっていくわけです。

対人関係療法などでは、対人関係で安心をつくり不安を軽減していくと

いうことをやっていきます。

ただ、自己否定感を軽減していくためにいちばん効果的な方法は、

自己否定をするようになってしまったその原因をしっかりケアして

いくという方法です。

自己否定が、どこから、どのようなプロセスを経て形成されていってしまったのか?

そこを明らかにして、問題解決していくというところが大切なところになってきます。

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